2014-05-21

言いたいことを言えたら。
そう思う事ありますか?

逆に、言いたいことが言えないっていうのはどうしてでしょうか?
「いいたいことを言ったら〇〇だから」

わたしの場合は「否定される」ということがネックでした。

それは、結婚してから特に感じていたこと(笑)
うちの旦那さんは男性に良くある論理的な人です。
結婚してから、好奇心旺盛なわたしは度々、
「これがやりたい」
「これが欲しい」
という話をすると、
「それやってどんないいことがあるの?」
「それってお金になるの?」
と毎回言われました。
そこでわたしは毎回言葉を飲み込んでいたのです。
いろんなことを諦めたりもしました。

旦那さんが納得する『論理的な理由』が言えなければダメなんだと思っていたんです。

でも、
やがてそれは違う事に気づきました(笑)

しかし、絶えず何か新しい事に取り組みたい気性のわたしは、
将来きっと仕事の役に立つからという大義名分を考えて、
Macのパソコンでillustratorのソフトを使う事に夢中になったり、
手書イラストを描いて新聞記事の挿絵を描いたり、
情報誌の挿絵を描いたり、
記事を書いたり、
子どもたちのためになるからと、
人形劇を始めたり、
読み聞かせを始めたり、
読み聞かせのHPを作ったり、
学校のPTAをやったり、
内職よりお金がもらえるからと
アキバ系の人形の洋服を作って(作る人を集めて)東京ビックサイトでイベントの売り子をしたり、
言葉を飲み込んでいた割にはいろいろやってきましたね(笑)

それでも、言いたいことが言えなかったんですよ。

もう15年以上前のことですが、
今、師匠と呼んでいる鈴木美穂さんの催眠療法のワークショップがありました。
当時すごく憧れていて(今もですが)とにかく会って美穂さんのワークが受けて見たかった。

でも、旦那さんに言われることはわかっていました。
「それやってどんないいことがあるの?」
「それってお金になるの?」

いつもなら諦める。
でも、
でも、
行ってみたい!!!

ずーーーーっとずーーーーと悶々と悩んで。

そして、
行きついた先は、
「ダメもと」(笑)

ダメもとで旦那さんにお願いしてみよう。

当時は三番目の子どもがまだ2才くらい。
一日がかりが二日間のワークでした。

でも、
ダメもとで言ってみたんです。

「それやってどんないいことがあるの?」
「それってお金になるの?」

って多分言われたと思う。

でも、

「役に立たないかもしれないけど、とにかく行きたい!!」
そう食い下がったら、



「ふ~~~ん。行きたきゃ行けば」




・・・・・・・・・・・





今なんて?

行っていいの・・・・・?


それで、まんまと行けましたヾ(o´∀`o)ノ


なんにも論理的じゃないのに(笑)


旦那さんが納得する『論理的な理由』が言えなければダメなんだ。
それは『思い込み』でした。


わたしは妄想族で、
「きっとこう思っているに違いない」
って良く思う方だったんです。
それは、過去に自分がされたこと、言われたことを「根に持って」覚えているから、
その記憶とリンクさせているんですよね。

でも、
過去は過去なんです。
思い込みは思い込みで事実ではないんです。


人は感情を巧みに使って生きています。
例えば、
あなたが過去にとても悲しかった時のことを思い出してみて下さい。





・・・・・・・







・・・・・・・








・・・・・・・








悲しくて、泣いたかもしれない。
その時胸が苦しくて
叫びたいような気持ちだったかもしれない。
お腹の底からねっとりとした何かが湧きあがっていたかもしれない。





じゃあ。
今度は、







今までの人生で、すっごくうれしかったことを思い浮かべてみて下さい。









・・・・・・・・・








・・・・・・・・・










・・・・・・・・・







家族の温かさや、仲間の温かさ、
認められてうれしかった瞬間。
体中から暖かい何かが湯気のように湧きあがって
ハートが温かくなって、
安心で幸せでちょっとハイテンションで。






ほらね。







頭で考えるだけじゃなくて、
身体の中で記憶しているんですよね、感情って。


感情の世界に事実はありません。
どう感じたか?
どう思ったか?

そして、その感情は
身体の反応とともにしっかりと記憶されています。


ふと目にしたこと、
聞こえたメロディー、
手触りや感触、

それらはいわばすべて「思い込み」です。


今、
あなたが少し自分の内側の感情にアクセスした瞬間に
身体は忠実に再生を始めるのです。
CDやDVDのように。


言いたいけど言えない。
きっと〇〇だから。


それは、思い込み。
過去のデータの蓄積です。

それは、
今、悲しみからうれしい出来事にスライドしたように
変えることが出来る。


関連付けを変えることが出来る。


わたしは言いたいことを言うようになりました。
論理的にいうこともある。
感覚的にいうこともある。
でも、なんの抵抗もなく「言ってもいいんだ」と思うようになったのは、
『わたしは誰かの許可を得なくてはならない』という枠を外すことを自分に許してあげたことが大きいです。


それは、
わがままを言うというのとはちょっと違うんです。


わたしがインナーボイスのセッションで出会う方の多くは、
「言いたいことが言えない」という、
喉が詰まったような気持ちでいらっしゃることが多いです。
それは、自己評価がとても下がっている状態です。



でも、
とてもステキなんですよ!
自分で見えていないだけで。





わたしは目の前に(skypeの画面の向こうでも)いる方のキラキラしている資質をいつも感じます。
「ホントは〇〇したい」
「ホントは〇〇って言いたい」

え~、やればいいのに。
言ってみればいいのに、すごくいいと思うのに。


そんな風にいつも言っていて、
良く会ってる方は、10~20分くらい話をしていると、
「なんか気分良くなってどうでも良くなって、満足。
もう帰ってもいい~(^^)」
とか言い出す(笑)
わたしはいいんですけどね、帰ってもらっても(笑)




「きっと〇〇だから」




これをぶち壊すのがわたしは得意だし大好きです。
それは自分が散々やって来た心癖で
経験豊かですから(笑)
壊し方も研究しましたからね~~~~。



言いたいことを言いたい方は、


「きっと〇〇だから」
から一歩だけ出て見ても面白いですよ。
ちょっとだけいつものバリエーションと違う事を言ってみる。
ちょっとだけいつものバリエーションと違う事をやってみる。

そのさざ波のように小さな出来事が、
あなたの人生という船の進路を変えるかもしれない(^^)

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